Person若手社員紹介

ネバダの砂漠から、世界の製造現場へ。
現場のリアルを体現する技術者に

設計O.K.

産機システム事業部 線処理システム本部
技術部
当時入社7年目
※取材当時の情報

入社理由

技術へのこだわりと顧客に寄り添う熱さ

大学の研究室で模擬惑星探査機の開発に4年間携わり、チームリーダーをしていました。研究室は毎年、米国ネバダ州のブラックロック砂漠で開催される模擬惑星探査機の競技に参加。ロケットを打ち上げ、パラシュート降下後に自律走行するロボットを開発して技術を競っていました。そんな学生時代の経験の中で、モノづくりの厳しさとおもしろさを体感し、就職するなら技術で世の中に貢献する会社に行きたいと考えるようになりました。新明和は技術にこだわりがあり、お客様の要望に応える熱さや寄り添う力が心に響きました。配属先にはUS-2型救難飛行艇を擁する航空機事業部を志望しましたが、面接時に現在の部長から「線処理機(自動電線処理機)に興味ない?」と声をかけられました。「線処理機?」と疑問に感じましたが、部長曰く「メカ(機械)、エレキ(電気)、ソフト(制御)の全てを学生時代に経験しており、そのスキルが線処理機の設計に合っている」と、私の経験を踏まえて具体的に説明してくれました。US-2型救難飛行艇と比べると地味な部署だなという印象を持ちましたが、面接での部長の熱意と、技術的な自由度が高そうなことに惹かれて入社を決意しました。いまでは適性を見抜いてくれた部長に感謝しています。

仕事内容

まだ市場にない未知の機械への挑戦

自動車用ワイヤーハーネスの全自動加工機の開発をしています。自動車業界はEV化や自動運転の進化に伴って搭載される電子機器が増加。それらをつなぎ電力や信号を伝えるのが「ワイヤーハーネス」で、多芯シールド線と呼ばれる特殊な電線が一定量使われています。この特殊な電線をワイヤーハーネスに組み込めるように加工する工程は従来手作業で行われていましたが、その工程を全自動化する機械を市場に先駆けて開発しています。新規開発機はお客様であるワイヤーハーネスメーカー自身も自動化を断念したほど難易度が高いもので、その技術開発に新明和が挑んでいるのです。現在は設計部門の力を集結して開発したデモ機をお客様に使っていただき、ご要望を聞きながら改善している段階です。

仕事のやりがい

難しい技術開発にチャレンジし製品化されたとき

新機器の開発にはメカ設計だけでなく制御面での原因究明など、電気からソフト分野まで領域を広げる必要がありますが、その点に私は技術者としての楽しさを見いだしています。試行錯誤してようやく開発できたときはやりきったという充実感がありますし、自分の開発した製品がお客様の課題解決に役立っているのを見ると大きな達成感を感じます。また、海外市場を開拓するための技術支援業務もあり、以前担当していた機種では入社3年目でモロッコへ単独出張するなど早期から海外現場を任され、設計者としての知識はもちろん海外の人とのコミュニケーションも重要だと痛感しました。現地では時差があり日本の助けが得にくい環境で、自分の技術力だけでトラブルシューティングを行う「腕試し」ができる点にもやりがいを感じています。これは学生時代、ネバダの砂漠で試行錯誤した経験と似ており、挑戦・失敗・成功のサイクルを繰り返すおもしろさが共通しています。出張先で困っているお客様を目の当たりにし「どうにかしてあげたい」という強い思いがモチベーションとなって、次の開発につながっています。

これからのキャリアプラン

世界の舞台で認められる技術者へのステップアップ

海外のお客様とのコミュニケーションや情報収集力を高めるために、オンライン英会話を毎日続けています。少し前にはドイツで行われた国際展示会に出張して世界の業界動向をリサーチ。各国の他社の情報収集に英会話が役立ち、会社にフィードバックすることができました。同時に、本展示会の視察を経て市場が求める技術開発に関する気づきもあり、モチベーションが高まりました。「もっとやりたい」「実力を伸ばしたい」という意欲に対して海外出張などのチャンスが会社から惜しみなく与えられる環境を活かして、技術者としてもっと成長すること、そしてメカ・エレキ・制御の知識を統合し、設計から量産立ち上げ、海外対応までやり遂げられる実力をつけることが目標です。