メッセージ
新明和工業の「モノづくり」のおもしろさ 製品の全てを自分たちの手でイチから生み出す醍醐味
新明和工業は自社工場で製品をつくっているので、「モノづくり」の全ての工程に関わることができます※。一般的に大手のメーカーでは、一つの製品に関わる人員が多く、業務が細分化されているため、全体を見る機会は少ないと思われます。一方で当社の事業の多くは、まずお客様のご要望を直接お聞きするところからスタートし、その「想い」をカタチにしていきます。そうしてお客様にご納得いただいた製品について、設計、調達・製造、アフターサービスまでライフサイクルすべてに関わることができます。さらには、お客様のもとで稼働する姿まで見届けることができる。それこそが、新明和で働く最大の醍醐味です。
毎回、仕様の異なる製品を一から自分の手で描く仕事(設計)や、製品をつくるための設備を考える仕事(生産技術)は、高専で学んだ皆さんにとって絶好の活躍の場となるのではないでしょうか。高専生の皆さんは学校で「モノづくり」の基礎を学び、実技で手をたくさん動かしてこられました。私も高専の卒業生として、学生時代に身につけた知識や技術は、仕事をする上での「基礎体力」になったと実感しています。新明和工業の「モノづくり」は、高専生にとてもフィットするものだと確信しています。
- ※一部の製品は、外部に生産を委託しています。
高専生の皆さんに期待していること 失敗を恐れず「とりあえずやってみる」姿勢で
高専生の強みは、何といっても5年間で幅広い分野の技術を知識面、実技面の両方で経験していることです。ですから専門外のことでも予測ができたり、調べて対応できる。その対応力は企業にとって大きな力になります。私自身の話になりますが、入社間もないころ、思わぬトラブルで工場と数百キロ離れた現場まで何往復もしたことがありました。液体窒素式冷凍車の代替技術として、マイナス50℃の機械式冷凍機の開発をしていたのですが、実験室では成功したものの実車では冷えないトラブルが発生。「冷凍マグロが溶けてしまったら数千万円の損害になる!」とお客様からお叱りを受け、胃が痛くなる思いでした。冷凍機についてはほぼ素人でしたが、高専で培った経験に助けられ、「まずやってみよう」という気持ちで実験と現地での検証を繰り返しトラブルを乗り越えることができました。最終的には、お客様に「来てくれて助かった」と大変感謝され、胸を撫で下ろした貴重な成功体験となりました。だからこそ、皆さんに期待したいのは、無理難題や自分の専門外と思える仕事でも、「一度受け入れてやってみる」という前向きな姿勢を持ってほしいということです。それが自分の幅を広げることに繋がるからです。新明和工業には、長年蓄積されたノウハウや、設備、資金、信頼(看板)があります。これらを使わないのはもったいないです。当社は自分の裁量で動ける範囲が大きい点も特長ですので、いろんな仕事に挑戦してほしい。自分一人で抱え込まず、上司や他部署もどんどん巻き込んで、社内のリソースや人脈をフル活用してほしいと思います。一生懸命やった結果の失敗はあなたを成長へと導いてくれるはずです。
ともに目指す未来、ともに目指す社会 常識にとらわれず、次世代のスタンダードをトモに創っていきたい
例えば、当社の主要事業のひとつである特装車。主力製品の塵芥車(ごみ収集車)やダンプなどは、基本構造が1950年代からほぼ変わっていない成熟した製品です。そうした製品について「なぜこの形なのか?」「今の技術ならこう変えられる」という新しい視点を若い感性で持ち込み、イノベーションを起こしてほしいと思います。EVやAIの活用など、新しい技術を既存製品にどう組み込むか、ベテランでは思いつかない発想を期待しています。突拍子もないように思えるアイデアこそが、今の新明和には必要不可欠であり、大歓迎です。世代や立場を超えてフラットに議論し、一緒に進むことが、変化の第一歩です。恐れずに提案し、困ったときには我々工場長などトップに「現場を見てもらう」「話を聞いてもらう」そして、たまに失敗したときには一緒に「謝りに行ってもらう」、そのぐらいに周囲を動かす強い意志と推進力をもって欲しいと思います。そんな“ゲームチェンジャー”が現われるのを待っています。新明和工業というフィールドを使って、自分の「やりたい」を形にし、次世代のスタンダードを一緒に創っていきましょう。